最近、生活がWBCに支配されている。
多くの日本人のおっさん方と同じように、今日はテレビに釘付けだった。



WBC第2ラウンド1組1位通過を決めた。



その気で見ると、野球観戦から学ぶことが多い。
以下、観戦メモ



2回表
 初回に韓国に専制され、いやな雰囲気のとこと5番内川がHR。
 『左投手を打つのが自分の仕事』と内川は語っていたという。
 この試合の流れを大きく変える、内川の仕事。
  自分のやるべきことを気負わずやっているところが素晴らしい。



『誰かが調子が悪い時には誰かがカバーするのが侍野球』
 2WAY-3WAYの戦い方を準備している。原監督。
 万全でいることは難しい。むしろ、バランスが崩れたときにどのように補うか、その穴を埋められるオールラウンダーの存在が光る
 →本来二塁手だがサードを攻守する片岡など



 イチローはまだ不調から完全に脱していないが、青木などが代表的にその穴を見事にカバーしている。
 相手投手がイチローへケアするため、2番、3番が打ちやすくなっているという可能性も否めない。打てなくても、存在感がチームのリソースになっている。



『四球も自分の野球です』岩村
 自分が何をすべきかがわかっている発言



今回見ていてはっきりしたのは、
前回の韓国戦とは正反対に選手が落ち着いているところ。
韓国は猛打という印象があるが、実は前回も4安打しか打たれていない。
フルスイングしてくるという恐怖感が、無意識に萎縮を生んでいた可能性がある。
負けていたのは自分の心。

不思議なもので、観戦しているほう(私)も、今日は韓国が弱く見えた。
→青いユニフォームがくすんで見える。
→全て自分がどう認識しているか(先入観・思い込み)の問題か



田中:とにかく投げたくて仕方ない
片岡:とにかく走りたい
純粋にプレーを楽しみ、チームの勝利にむかって全員の一体感があるのが印象的。
北京五輪との違いは明白。



今日も好調の青木
 昨年のシーズン終了後その翌日に決勝戦が行われているドジャーススタジアムを訪れ、この球場で戦うことに思いを強くしたという。
   「何がなんでも打ち、何がなんでも勝ちたい」この思いは誰もが同じこと。
 たぶんイチローも同じ。しかし青木は、この思いをまっすぐにパフォーマンスにつなげている ところが、すごい。WBC後はメジャーから相当声がかかるだろう。
 日本が優勝したらMVP候補筆頭では?



5回裏
 WBC初登板の小松が好投をみせる。
 「ゆるい球、ゆるいカーブは、勇気があるが、強い球を生かすために使える」
  早けりゃよいというわけではない。緩急が大切。



8回表
 日本キラーのキム・グァンヒョンを打ち崩す。
 代打、稲葉、小笠原、がよく打った。
 ここで3点を取り、試合をほぼ決定づける。
 前回のメッタ打ちに引き続き、元日本キラーは、完全に日本のカモになった。
 21歳の若者の精神的なダメージは大きそう。これもプロの戦いの世界か?
 なめてかかると、自分に還ってくる。因果応報。



そしてチームが出来上がった。
 最後のお立ち台インタビューでの小笠原の発言が印象的。
 「みんなが前半がんばっていた」から打てた。
 「みんながよくつないでくれた」から打とうと思った。
 「(次の試合は)みんながコンディションを整えて戦います」

 強い個の意識とチームの結束がつながっている。



 あまりフォーカスされていないようだが、
 その立役者として原監督のポジショニング(リーダーシップ)があるように見える。



23日もまた野球に支配されそう。


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