ここ最近、無常を体感することが多い。



変わらないものはない、変わらないとは、変わらないように後ろ向きに進むことだ。

つまり、変わらないように変わっている。



自分を取り巻く環境は、めくるめく変化する。

変わらないと思っていても、自分もまた変化している。

変化し学んでいることを最近強く意識しはじめてから、

1週間ですら過去の自分に戻りたくないと感じるようになった。

その位、毎日のあらゆる体験から、学びを得ていると感じている。



そのような感覚を持つと、

出合った人の、流れや変化の方向が、感じられるようになってくる。

結果的(現在より過去)なことがほとんどだが、

実は先のこと(現在より未来)が少し観えるようになってきたような気もしている。



あらゆるものは、無常の理(ことわり)の中で生きている。

しかし、その変化を創り出しているのは、誰でもない自分自身である。

あらゆるものに対して、素直に、そのままの姿勢で対峙することが重要である。

感じ取っている変化や流れに対して、背を向けたり、否定したりしてはいけない。

そんな行動や考え方が、ほんのちょっとしたことでも、自然の流れから軌道を逸らす要因になりうる。

ほんのちょっとしたことでも、選択を誤ることにより、

最終的には、月に向かっていたつもりが、木星に着陸したりする可能性もある。



素直になることが大切である。

現実を現実として受け入れることが大切である。



無常は、常に「情(なさけ)」を伴う。

そうなるとわかっていても、そういう選択しかできない、そこに進むしかない。

そんな刹那さを伴った、悲しみや喜びが交錯する、

言葉で表現することが難しい、「人の情」がそこにある。



そのような「人の情」に触れることで、

私はまた強くなる。

「進め」という心のメッセージに従って、歩を進めていくことを確信する。