b2d165b1.jpg日経で発見即Amazonパターンの1冊。



期待して呼んだが、私の期待には応えなかった感が強い。



「へー、今実際プロジェクトマネジメントのコンテクストを叙述するとこうなるんだ~」というのが率直なる感想で、

オビにあるような、プロジェクトチーム崩壊を未然に防ぎ、パフォーマンスを引き出すリーダーの極意を、結果論として知ることはできても、これから養うための答えは出してくれない。



もしかしたら、そんな答えを本に求めること自体が間違っているのだろう。

知人のPMP-REPさん(野村氏)に、問いかけしたところ、

「プロジェクトマネジメントを学ぶならば、見ることが一番勉強になる」とのこと。

これはまさにその通り。



それをいかに上手く切り取って、文字にしても、

やはりこの程度のことしか受け取れない。

書いている人は、一生懸命これまでの体験や知見を整理し、表現しているが、

実際の現場では、そんなきれいなものではないし、そんなに明確ではない。

特に、注目している「ヒューマンスキル」とは、まさにコンテクストが理解されなければ、そのニュアンスを取ることは指南である。



この本として目指すところについては、かなり的を得ているが、

アプローチの方法について、改善の余地があったのかもしれない。

このような書き方ではなく、いっそ完全なる読み物として書いたほうがわかりやすいのかもしれない。



そういう意味では、

「世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント」という本は秀逸である。



そういうことがわかっただけでも、30分位読むために投資した時間は無駄ではなかったということか。