da841428.jpg今日家に入れなくなった。

正確には、鍵を開けることができなくて、あせった。



鍵はあった。なくしたのではない。

だから問題である。

鍵の開け方がわからなかったのだ・・・



なんたることだろう、

鍵穴に鍵をつっこんで、まわそうとしても、

鍵が堅く、まわらない。空けられない。



妻を駅まで送っていった帰り、

完全に寝巻き姿(パジャマ)で、鍵をガチャガチャ。

うーん。空かない。



すぐに家の中に入って、メールを打ちたい。

仕事をしたい。

あせれば焦るほど、鍵は言うことを聞かない。



鍵をまわす手が痛くなってきた。

あせりが充満してきていることがはっきり確認できた。



「まずい、俺は今、自分の家に入れないで、あせっている」



空けられなくて、5分は経った。

どうしようもないが、妻にヘルプメールを出す。

「鍵があけられない!どうしよう」

当然送ってもどうしようもない話だが、

空けられないのだから仕方がない・・・



落ち着いてまわしてみよう。

何度心にといかけたことだろう。

でも空かない。

妻からの返事はない。



時間は経過していく・・

そういえば、自分の家の鍵をあけているのだが、

近所からはどう見えるだろう。

お隣さんは居ないので助かった。

こんな姿を見られたくはない。



やっぱり空かない。

なんだか、鍵がにくらしくなってきた。

鍵穴を蹴飛ばして、衝撃でなんとかするか・・

いや、本格的に壊れたらどうしようもない。

それはやめよう。

最低限のマインド制御は利いているようだ。



もしかして、

まわす方向が間違っているのでは?

試してみるが、やはりダメ。



もしかして、

中に泥棒が居て、入れないように鍵に細工を?

そうだとしたら、空かなくて正解なので、

泥棒がいたらそれはそれで困るのだが、

家の周囲を捜索。

窓は無事だ。

そりゃ当たり前。

でもちょっと残念に思った。

だって空かないのは、自分の能力のせい(鍵を開けるという単純作業ができない)



いやー、どうしよう。

空けられなくて10分は経過してしまった。

隣の奥さんが車で帰宅してきた。

鍵のメンテナンスをしている素振りをしながら、さわやかに挨拶してみた。

パジャマ姿で・・・・



なんてダメな人なの。

自分の家にすら入れない。

考えてみれば、家に帰れば常に妻が出迎えてくれる。

つまり、家の鍵を自分で開けたことは、

これまでもしかしたら、数える程しかないのかもしれない・・・



そうなんだ、常に出迎えてくれる人が居るんだな。

そんなことを思いながら、落ち着きを取り戻そうと必死になっていた。



締めたことはあるが、空けたことは少ない?

ということは、

今まわそうとしている方向と逆の可能性はないか・・・

数回チャレンジして・・・空いた。



おそるべき思い込みパワー。

鍵を操作するときは、閉める方向にまわすことが癖になっていた。

もちろん、あける方向の試行はしたが、

気持ちの上では普段慣れている方向にひねっていたのだ。

おそらく、試行回数としては、締める方向10に対して、あける方向1。

あせっているから、わずかな1回をものにすることができなかったのだ。



家に入って、ほっとした。

同時に、この意味(自宅の家の鍵を開けられない人=自分)の意味を考えてみた。



①妻に感謝

②思い込みを知ること

③あせった時にもっと早く落ち着くこと



③が②をひきおこす原因である。

頭では、わかっていても、結果的にあける方向にムキになって力を出している自分がいたことがわかった。その結果、開ける方向に対して、効果的に働きかけていなかったのだ。

おそるべき、思い込みパワー。

というか、もっと修行が必要だな。

だって、家に入れなかったんだもん。



この気持ちを残すべく、ブログに書いてみた。

添付写真は、妻に対して「鍵はあるけど、ほら空かないよ」を伝えるために使った携帯で撮った写真。もちろん、送っても無駄だが、そうするしかない心境だったことを反省すべく、載せてみる。



あー、疲れた。

でもこの経験を生かしていこう。マジで。