a4662968.JPG野村克也氏『わたしの履歴書』に学ぶ②

彼自身も長島や王というスター選手の輝きは自分にはないことを認めつつ、

「だから沈思黙考、物事を分析し、よく考える指導者であろうと目指してきた」と語っています。



ID野球というコンセプトは以下のような「思考」についての考察に基づいています


「相手投手の配球を分析し、それを頭に入れただけでは情報を単に「確認」しているにすぎない。

それを噛み砕き、どう生かすかを考えたときに初めて「思考」が始まる。」



情報を生かすも殺すも、扱う人間の問題です。

有益な情報を得ても、それを噛み砕く能力がなければ、情報はただの数字の羅列でしかない。

ポイントは野村氏の指摘どおり、「情報をどう生かすか」が一番の課題なのです。



この情報を生かすプロセスこそ、私の考える「デザイン」という言葉の意味です。

情報をデザインするためには、単に情報を処理するのではなく、

過去の経験を生かしつつ、未来をイメージしながら価値ある形にしていくプロセスではないかと考えます。



ひとりひとりの心にイノベーションを引き起こすために、

価値を生み出すプロセスを提供することこそ、私のイメージする「デザイン」であり、

IDEASSというコンセプトの中心に位置づけられる概念です 



I”DE”ASS



Innovation DEsign Assosiation



これはIDEASSの理念であり、私が生涯探究していきたいテーマといえます。

「情報を生かすためにでは、どういう素養を身につければよいのか」

日々学習の毎日です。





引用は20050601日経新聞『私の履歴書』より