今朝、「ボクらの時代」という番組に、俳優田村正和が出演

かかわりのある演出家、映画監督との対談を行っていた。

田村正和 の話を中心に、他の2人が聞く、聞き出す、といった内容。

腫れ物を触るように、丁寧な扱いをしているように見え

「ああ、大物俳優の扱いって、こんなもんか」

と思っていた。

 

番組後半で、田村正和が、

ゴルフで空振りしても、誰も笑うどころか、なぐさめるような態度を取った。

それにむかついて、それ以来、ゴルフをやめた。

という話を出した。

その話をきっかけに

「仕事(演技)をしても、皆誉めてくれる」

「自分はもっと、指摘して欲しいんだけど、誰も言ってくれない」

という心情を吐露していた。

 

ベテランになると、年を重ねると、

尊敬と敬意の名の元に、誰も、何も言ってくれなくなる。

それは、本人にとっては、期待されていないかのように感じ、

田村正和をもってしても、いまだに自信がない。と言わしめる。

 

その背景には、

「誰にも何も言わせない」

という、血気盛んな時期があったからとも推測できる。

言わせないようにしていた原因に、過去の自分があったことは否めないだろう。

 

結果、いまは誰も、必要なフィードバックをくれなくなっている。

もちろん、満足いくレベルの仕事ができているのかもしれない。

でも、人はこれで自分は満足!とは言わない生き物なのだ。

いつまでも、死ぬまで、自分の成長を続けていかなければならないという

いわば宿命を持っている。


だからこそ

どんな段階であっても、自分に必要な助言をくれるような人間関係が必要。

相互に、思うことを伝え合えるような人間関係。

そのために、自分自身が与え、受け入れる、という土壌が求められる。