最上雄太は、多摩大学経営大学院(MBA)にてリーダーシップを専攻しました。そこでリーダーシップ理論を探求しながら、リーダーシップという影響力を発揮するための基になる能力は何か?という独自の視点をもち、研究を開始しました。

そして、リーダーシップ理論とEQ理論(感情能力特性の階層理論)を組み合わせて考えることで、リーダーシップを養成するためには、「自己認識力」という能力特性を高めることが近道であることを明らかにしたのです。

昨今のリーダーシップ理論に基づく人材開発においては、リーダーはどんな状況でどんな行動をするかに多くの関心が寄せられ、リーダーシップのスタイル分けや、数パターンのリーダーシップスタイルに個人をあてはめることに注力してきました。しかし、パターンを知るだけでは、リーダーの直面している課題や期待されている貢献に応えることができていなかったのです。

この研究により、成果を挙げるリーダーについて何をやるかという行動レベルに注目するのではなく、リーダーの本質的な素養を養うという画期的なアプローチ方法に到達することができました。それが、セルフコンセプト・アプローチ理論の原型になっています。