サンデー毎日(1/20号)の特集は凄かった。
これは、日曜日噂の東京マガジンでも取り上げられた。



小さな背中とは、
新橋のガード下で58年サラリーマンの靴を磨き続けている86歳の澤村チズさんのこと。
ダンボールの覆いに囲まれて、靴に顔がぶつからんばかりに屈みこみ、
一心に靴を磨き続ける姿を、上から撮影したもの。



感動的なのは、その姿が哀れ。とかそういう次元の話しではない。



人生の半分、人の靴を磨き続けてきた、澤村おばあちゃん。
インタビューに答える、珠玉の言葉は、
『靴の汚れは、心の汚れですよ・・』

そして、
幾千、いや幾万もの、新橋を往来するビジネスマンの足元を見続けた人生。
いま現在、夢はなんですか?と聴かれると、

『病気をしないで死ぬこと』 だそうな・・・・・・・



なんということでしょう。
人の幸せって、実にこういうことでもある。
お金とか、名誉とか、そういうことは、あの世に持っていくことはもちろんできない。
それを求めることによって、不幸を呼び込んだりもする。

そんな言葉はおばあさんは出していないが、
日々、苦しみながら仕事するビジネスマンをかわいそうだ。と思ってすらいるかもしれない。
小さな姿と蔑むつもりが、実は、逆に蔑まれているかもしれない。



何をもって幸せとするのか、
人生の目的を何に置くのか。
そんなことを考えされられる記事であった。