「ふりかえること」は、過去を意識しているように考えられるが、実は未来志向かつクリエイティブなプロセスである。



ふりかえる。とは、
過去に何があったか?からスタートし、それらの意味を考えること。

意識的に、あるいは無意識的に経験した事象を、
自らの方向性(アウトカム)や、ビリーフ(信念・価値・体験・思い)などと照らしながら、
整理して、ラベル化する。



このプロセスによって、もしかしたら「何も存在しなかったこと」が、
自分としての意味を持ち、意味や価値(自分なりのリソース)を持つようになる。



結果として、今の自分を理解することができ、
すなわち未来を観るための足場を固めることになる。

これらのプロセスは自己完結であるがゆえに、
エコロジカルな検討は重要である。
私がどのように変化するか、に加えて、私のまわり(相手・集団・環境・組織・社会)にどのように影響を与えるのか?
それらの変化や影響が、未来へ向けた自分の進路に対して、うまく機能・作用するのかどうか?



ここでまた孔子が論語で述べた境地が思い出される。
「自分の心の欲する所に従っても、論理的な軌範から逸脱しない(七十而従心所欲、不踰矩)」



出来事に意味づけすることも、
今の現状を認識することも、
未来の自分を想像することも、
すべては自分の<物差し>次第。