ちょっと前に観たテレビのメモが見つかった。
脳科学者の茂木健一郎が出演している、民放の「脳の驚異の世界」に関する番組。



あるテーマで、
記憶したことを忘れられない。という人のことを取り上げていた。

文章で読んだことや、見たこと、聞いたことを、
何もかもすべて記憶しているという。



彼は、<共感覚>を使って、
見たこと、聞いたこと、感じたことを、5感に連動させて覚えてしまうという。
通常、記憶したことは短期記憶として格納され、
必要に応じて(学習にあわせて)長期記憶に収められるものだが、
彼は、ダイレクトに長期記憶に入っていくという。



この特異な能力を使って、
『記憶術者』として、興行にまわっていたそうな。



一度覚えたことを、忘れないということは、
なんでもさっさと忘れてしまう私なんかにしてみれば、
すばらしいことのように見えるが、



彼の共感覚によって、アルファベットは、
1つ1つの文字が、人物に見えてしまい、
文章がまともに読めない。とか。特異な能力を持つがゆえに、人の顔が覚えられない、という欠点などもあるという。



茂木健一郎は、解説にて、
忘れることの恵み。について触れていた。



つまり、記憶は正確に覚えていればすべてよし、ということではない。



ということ。
場合によっては、忘れてしまう。忘れてあげる。といったことも必要であり。
もしかしたら、それが人間らしさなのかもしれない。と。



それが、「何でも忘れてよいという自分への慰め」になってはいけないが(笑)