北京オリンピックの日本代表エースが、偉業を成し遂げた。
2種目2連覇。まさに王者の称号を与えるにふさわしい偉大なる存在感。



いまテレビで生い立ちから色々報道されているが、
私として感じられたメタファーをまとめる。



【泳法】
◆手の出し方
抵抗を極限まで減らして、まっすぐに伸びる手。(手を伸ばす時水中から出ている)
そのアプローチは、リスクと隣り合わせ(肘が出ると失格)



◆美しいストリーム(伸び姿勢)
水中(抵抗・問題)の中で、得た推進力をロス無く前進につなげる。
スキルを超えて、美しさ(芸術)を感じ取れる姿勢。



◆長いストローク
はやる気持ちを静止して、ゆったりと大きく推進していく。
推進を得ることは、抵抗を受けること、抵抗を減らすために力点を減らす努力と度量が必要。



◆ターンで加速
1つ1つのピリオドで、必ず結果を出す(前に出る)。
浮き上がったときには、結果がでている。



【コミュニケーション】
◆感謝
結果を周囲に感謝する、おごらない姿勢と前提。



◆メンター(スポンサー)
結果を支える絶対的な信頼関係(コーチの存在)



◆ロールモデル
後に続く人達へのモデルとしての存在。



【精神】
ライバルは自分自身(の記録)
「誰よりも気持ちが強い」から勝てる。と信じている。
「気持ぃ~!」が、モチベーションの原点(根源的欲求)



【前提】
◆天才ではなく努力の人。
人はての届かない領域へのチャレンジを、色々言い訳をしてあきらめる。天才という言葉も、実績や成果は所与のものであるというねたみやあきらめが入っている。北島康介は努力によってこの成果を成し遂げたと、コーチは断言する。
その前提として、それ(北島の場合水泳)が何より好きであり、何よりも優先して魅惑的であることがある。好きこそものの上手なれ。か。



◆挫折が人を強くする
アテネ以来、引退も囁かれるほどの低迷を経験した。ここに立てるかどうかも危なかったと語るように、どん底を経験している。しかし、その低迷期を地道な練習を繰り返しながら乗り越えることによって、影の時期を乗り越え、成果を受け取ることができたのだ。

北島は、ドン底の時期に、現在の芸術的な泳法の基礎を身に着けることができた。
人はプラスとマイナスを繰りかえす。マイナスの時にいかに足元の畑を耕し続けることができるか?で後から実る果実の甘さが決まる。



最後に、
2種目金メダルを取ったのに、新聞各社の扱いは体操の新鋭を上(TOP)にしているのが気になる。