Img_3994 共著ではあるが、私にとっては記念すべき第1冊目が上梓された!



大学院にて齋藤毅憲教授に指導をいただいた有志の修士論文のエッセンスをまとめた論文集である。
私は第5章「感情コンピテンス(EQ)アプローチの提言・リーダーシップの源泉をめぐって」を担当した。



21世紀のヒューマン・リソース・マネジメントの核として「ヒトがいきる経営」をコンセプトに、経営の最新課題を取り扱う。
 成人の特性をふまえた企業内教育、重要性を増しているトップマネジメント教育のあり方、変化のなかでの問題解決力や受容力の育成、有効なリーダーシップやコミュニケーションの方法・技法、障がい者雇用の推進などにくわえ、ヒューマン・リソース・マネジメントにも関係してくる企業文化の変革やコンプライアンス経営の実現において、「ヒトがいきる」経営とは何か、多角的に検討している。(学文社の解説)



リーダーシップとEQの関係は、私の研究テーマである。
感情コンピテンスアプローチモデルの特徴は、(同著p80)
Ⅰ リーダーシップには自己認識という源泉が存在する
Ⅱ リーダーシップには「発揮するためのプロセス」が存在し、その有効性発揮の鍵は相互信頼関係にある。
Ⅲ 相互信頼関係を醸成させる感情コンピテンスは、モチベーションと共感力の2軸からなる。
Ⅳ 自己認識という個人特性の開発が、リーダーシップ開発につながる。

結論としては、「リーダーを養うならば、自己認識を促進させるべし」という一言に尽きる。
他者との関係の中で、リーダーとしての自己を自覚し、ふりかえりながら未来に進んでいく姿こそリーダーに求められるふるまいの前提であり、それがリーダーシップの源泉であると主張している。



元の原稿(修士論文)は120ページほどあったが、それを20ページほどに圧縮しまとめた。
出版社の方の校正指摘は鋭く、時間がかかってしまったが、出版のための貴重な経験を積むことができた。本づくりって本当に大変。



論文集なので、堅い内容であることはいたしかたなし。
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共著だ論文だとかなんだかんだあったとしても、世の中に自分の名前や主張が出るのは素直に嬉しいものだ。
「次は単著!」と夢はふくらむ。