ニュースはオバマ米大統領の就任の話題が注目されている。



就任演説から、気になる言葉をピックアップ



引用元 YOMIURI ONLINEより
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090121-OYT1T00132.htm



~今日、私はあなた方に告げる。我々が直面している試練は本物だ。試練は深刻で数多い。試練は容易に、または、短い時間で対処できるものではない。しかし、米国よ、わかってほしい。これらの試練は対処されるだろう~



厳しい現実への直視。
何がこの現実を引き起こしたのかについて明言し、
何が「変化」で、何が「変化でない」かを強調。
そして、変化の主役はアメリカ国民であることを再確認する。



~我々の国はまだ若いが、聖書の言葉には、子どもじみたことをやめるときが来たとある~

若い。という表現が印象的。
世界の大国としての驕りに対する反省、および、変化に対する可能性を示す(若い)も含まれよう。
もちろん、過ちを起こすことについての許容(過去をうけとめる)という意味も感じられる



~我々の挑戦は新しいものかもしれない。我々がそれに立ち向かう手段も新しいものかもしれない。しかし、我々の成功は、誠実や勤勉、勇気、公正、寛容、好奇心、忠実、愛国心といった価値観にかかっている~



そしてふたたび、国民の意識。
特に価値観やアイデンティティを喚起する。
ここからの変化は小手先ではないことを暗示する。



演説に込められたさまざまなステークホルダー

・過去の政策
・過去のリーダー
・開国に貢献した人たち
・皮肉屋(批判的な人たちへ)
・市場・経済
・共産主義
・テロリズム
・イスラム社会
・イラクで戦う米国戦士
・全世界
・あらゆる人種
・富裕層と貧困層
・アメリカ国民
・オバマ自身



あらゆるステークホルダーへのメッセージが、そのままオバマ大統領自身への
コミットとなって還ってきているように感じた。
支持する者へむけてよりも、変化を拒む者に対するメッセージの量が多いように見える。
あえて、それを明らかにして、受け入れる姿勢を示したところもうまい。



オバマ新大統領には、
大統領選挙のお祭り騒ぎのような雰囲気は一掃され、
厳しい現実を直視しながら、実現すべき険しく困難な目標(アウトカム)を見据えるという「本物の顔」が見受けられた。



 未来を見据えるとは、真の現実直視から導き出される自己確信のこと

それは、困難なチャレンジに対する荷物の準備が全て整ったという、冒険家の表情に見える。輝く目の先には、ゆるがないアウトカムがある。

 変化とは、変化した状態(アウトカム)に酔うことではない

変化しなければならない現実を正しく捉えること、
厳しい現実をうけいれること、
そして、必要な変化に対して懸命に努力すること




▼最上雄太・メルマガのバックナンバー [最新:1/18発行]
 ⇒セルフコンセプトのススメ~ぶれない軸を手に入れる