ついでといってはなんだが、亡父の墓参りに行った。

お寺の雪は深く、途中雪中行軍のように進み、
ようやく、墓石にたどり着く。



おとなりさんよりも、少しだけ立派に見える墓石は、
冬の光を受けて、輝いているように見えた。



母、妻と手を合わせる。
そうすると、
「信じて進め!」という言葉が、はっきりとでてきた。



普段あまり言葉に出すことのない父が、
いま私に必要な言葉として、授けてくれたような感覚があった。

「信じて進め?」
なるほど。
そういうことか、と少しほくそ笑む私。



これからチャレンジしようとすることが、達成できるのか、できないかは全くわかならいが、
まさに「信じて進む」ことが必要なのだろう。
結果何を得られるかは、実は一つではない。
チャレンジするプロセスの中で得られるものがあるはず。
チャレンジする集中力の中で、
何が大切なのかを、とことん考えることになる。
自分の中での優先順位が決まる。
そこから得られるものは大きい。

「信じて進む」ことは、短期的な結果を得るためではなく、
もっと長期的に見たときの自分に対する投資なのかもしれない。



そのような確信を得ただけでも、今回の急な帰省には意味があった。
そういう意味では、祖母に心から感謝かもしれない。