元旦のテレビ欄に出ていて気になっていた番組。イチローの特集を観た。



イチローが凄いとか凄くないとかそういう話しはやめよう。
明らかに、この人は凄い。



一番注目したのは、
結果を求められる重圧(ストレス)といかに戦おうとしているか。
だった。



イチローは、オリックス時代から「天才」の名をほしいままにして、
その名声が一人歩きしていたという。
その評価と全方位からのまなざしは、イチローの中でプレシャーとなって増大し、
そこから逃げ出したい状況に陥っていたという。

その時の自分を振り返ると、
その時代は、自分を守るために「とんがりまくっていた」という。
そして、野球が嫌いになりかかっていたのだ。



そこから開放されたいという理由も、メジャー行きを決定付けたという。
メジャーは、結果のみが必要な世界だからだ。
決して逃げた、というネガティブな意味合いではなく、むしろ、逃げられないならば、飛び込んだのだ。



イチローは重圧に弱い。とインタビューに即答した。
そんな自分を良く知っているのだ。



2007年のイチローの結論は、
『プレッシャーからは逃げられない、逃げられない。』
『だから、自分でプレッシャーをかける』

200本安打に向けて。
首位打者に向けて。



それは、自分を見ている人(野球ファン)に対しての決意であり。
自分に対しての決意である。



逃げられないものにどう向き合うか。
達人、天才の領域の話しと峻別できるのか?
『逃げない』という言葉が私の頭の中で共鳴する。



イチローは目に見えない何かを掴もうとしているという。
それは、スキルを超越した世界。

そんな領域で生きているわけではないかもしれないが、なんとなくわかる気がする。
なぜだかわからないが、何かを掴むために、どうしても挑戦しなければならないという近しい衝動が、いま自分の中にあることを確認できた。