1950年から1960年おける、「心理学者」によって実行されたリーダー行動の初期研究。

(2010年時点)過去50年間のリーダー行動研究のほとんどは、米国オハイオ大学とミシガン大学の先駆的研究プログラムを追跡しつづけてきた。
 
 
Leadership Behaviors
質問紙による要素分析(Factor Analysis)は、以下のようなことを明らかにしている。
部下は、彼らも監督者のふるまいについて、”配慮”と”構造づくり”と名付けられた2つの言葉に主として認識する。
その2つのタイプのふるまいは、比較的独立していて、ある人が一方のふるまいを採用する時には、もう一方のふるまいが必ずしも必要ではないという意味である。
 
配慮とは
このカテゴリーのリーダーのふるまいは、人々と個々のつながりに関心を持つことである。
たとえば・・
 
構造づくりとは
仕事をやり遂げることに関心を持つことである。
やとえば・・
 
初期の研究に基づき、2つの改定され、短縮された質問紙が配慮と構造づくりを測定するために作られた。
それは、リーダー行動記述質問紙(LBDQ)および、監督者行動記述紙(SBD/SBDQ)
 
それら2つの質問紙は、しばしば同じように扱われたが、行動基準が少し異なっていると
→Schreiesheim & Stogdill (1975)
 
3番目の質問紙は、リーダー持論質問紙(LOQ)
これは、何名かの研究者にはふるまいの基準と扱われたが、おおよそリーダーの判断(Attiude)の基準のように見える(Yukl, 2010)
 
最終的には、オハイオ大学の研究者は、LBDQ12という4番目の質問紙を作り上げた。
配慮と構造づくりの範囲は狭くなっている。
いくつかの、測定基準(たとえば、不確実性への耐性)や、スキル(言うなれば、予測の精度、説得力)を追加した。
 
面白いことに、新しい測定基準が追加されても、ほとんどの研究者は、配慮と構造づくりという基準を使い続けた。
 
 
Example of a Survey Study
 
Freishman & Harris (1962) は、その研究で
配慮と構造づくりの相関関係(※必ずしも相関関係がない)について、絶好の例を示している。
 
その研究は、国際穀物取引会社における米国野菜出荷工場において行われた。
57人の製造管理者のふるまいが、EBDQ質問紙を用いて記述された。
11ヶ月におよび、不満や自発的な辞職の数をもって、リーダーシップの効果を記述した。
配慮の効いた監督者の元では、不満や自発的な辞職について、構造づくりが低いところと比較して少なかった。
 
その関係性は、構造づくりにおいては逆を示していた。
つまり、構造づくりに励んだ監督者のチームは、配慮行動に勤しんだ監督者チームよりも、不満や離職が多かったのである。
 
統計分析は明確な曲線関係を示した。
 
Freishman & Harris (1962) p53
配慮行動の上昇、と、構造づくりの下降が、不満や辞職の割合に影響をおよぼさない決定的なレベルがあることを指摘した。
※要調査
 
→Skinner (1969)
 
 
Result in Survey Research
 
オハイオ大学の質問紙と、改訂版は、いかに2つのリーダー行動が、部下の満足と成果の関係について関係しているかについて調査しようとする何百もの調査研究に使われ続けてきた。(Bass, 1990)
 
研究者はメタ分析を用いて、全ての結果を検証した。
→Fisher & Edwards (1958)
→JUDGE , PICCOLO, ILLES (2004)
 
しかし、その結果は解釈することが難しかった。
いくつかの異なる行動基準といくつかの異なる基準が同じ対象の分析に含まれていることにより。
研究における1つのソースを基にした全ての基準は、相関関係を拡大させ、効果性について独立した基準によって分析されるべきではない。
→1つにすることが無理、相関関係
 
唯一の、首尾一貫した調査研究結果は、配慮と構造づくりの相関関係である。
 
Freishman & Harris (1962) は、
部下は、リーダーのほどほどの配慮行動に満足する。
構造づくりは、常に部下の満足に関連するわけではない、
つまり、いくつかの研究では、構造づくりを行うリーダーに満足したが、他の研究では、反対の性質を示すか、顕著な関係はないことを明らかにしている。
 
配慮と構造づくりは、ともにリーダーシップの効果性に対して弱い肯定を示すが、繰り返すが、多くの研究では顕著な結果を示していない。
※※どんな研究?
 
弱い論証結果が、独立測定におけるリーダーシップの効果性について示された。
 
Freishman & Harrisとは異なって、ほとんどの研究者が、2つの種類のふるまいの曲線関係の検証結果の可能性を無視した。