過去と現在をとらえ直す-セルフコンセプト

ふりかえることで感性を磨く(3)

過去の捉えかた、現在の捉えかた

過去の捉えかた、現在の捉えかた

過去をふりかえり、その意味を問い直し、リソースに変えていく──これについて、2つの要点があります。

1つは、リソースに変えていく能力は、限られた人だけが持つ特殊な能力ではないことです。過去をふりかえり、その意味を考えるという行為は、いつでもどこでも簡単にできることです。しかし、簡単であるがゆえに、多くの人は日常それを実践しないで過ごしています。この能力は誰しも等しく持ち合わせているものです。問題は、それを引き出すか、引き出さないかだけなのです。

もう1つは、リソースの原点となる出来事は、嬉しい、楽しいといったポジティブな出来事だけではないということ。むしろ、「辛く、厳しかった出来事のほうが現在の自分にとって大きなリソースになっていることに気づいた」と話す人のほうが、圧倒的に多いのです。

過去の捉えかた(『モノの捉えかた』)は、現在の捉えかた(『モノの捉えかた』)に大きな影響を与えます。

例えば、人は「いまやることで精一杯だから」「過去をふりかえると落ち込んでしまうから」といった理由をつけて、ネガティブな過去から目を背けてしまいがちです。また、「成功体験以外、意味はない」と考える人もいるでしょう。

これらは、先にお話しした「後悔」と同じように、過去に対する否定的な捉えかたとなります。過去に対する否定的な捉えかたを続けていると、それは現在の自分に対する否定的な捉えかたにも作用してくるのです。

 

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