苦難は糧となる-セルフコンセプト

ふりかえることで感性を磨く(2)

苦難を「リソース」に変える

苦難を「リソース」に変える

全米女子プロゴルフツアーで活躍する宮里藍さん。彼女は2010年、小さな体に自信を感じさせるプレーで勝利を重ね、年間5勝をあげるなど大活躍しました。しかし、そんな彼女にも、全米ツアーに本格参戦した06年から初優勝した09年まで、辛く苦しい「空白の期間」があったのをご存じでしょうか。

日本では敵なしと評され、大きな期待を背に米国に渡った宮里さん。しかし、優勝はおろか、07年には5大会連続の予選落ちを経験するなど、大スランプが彼女を待ち受けていました。必死に試行錯誤を重ねるものの、それが「飛ばない、当たらない」といった逆効果を招くなど、当時は筆舌に尽くし難い精神状態だったそうです。

しかし彼女は、不甲斐ない自分に涙を流しながらも、常にそんな自分と正面から向き合い、クラブを振り続けました。

そして渡米から4年後の2009年、フランスで開催されたエビアン・マスターズで悲願の全米ツアー初優勝を飾ったのです。

私が注目したのは、その優勝インタビューで彼女が胸を張って語った次の言葉です。

「全米ツアーに参戦してから、辛く厳しい時期がありましたが、それは私にとって何ものにも代え難い大切な時間でした。その時間があったからこそ、いまのこの私がある。周囲の人から見れば遠回りのようでも、私にとってはこの瞬間を迎えるために必要な時間、必要な体験だったのです」

この言葉から、宮里さんは苦難に満ちた4年間を、自分の「リソース(糧)」と捉えていることがよくわかります。

 

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