「ふりかえる」とは -セルフコンセプト

創造的なふりかえりを目指そう(1)

「ふりかえる」とは

 「ふりかえる」とは

「ふりかえる」習慣は、自分を顧みることを習慣化していくことです。それは、自分が経験した過去の出来事、いま直面している出来事を、他者が見るように冷静に捉え、その上で今後どのように自分の「リソース」として活用していけるかを、深く、じっくりと考える行為です。

ちなみに、リソースは「資源、供給源」といった意味で広く使われていますが、本書では「自分の糧」とご理解ください。また、『広辞苑』によれば、糧とは「活動の本源、力づけるもの」とあります。

さて、「ふりかえる」と聞くと、「後悔」という言葉を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。後悔は、自分が引き起こしてしまった出来事に対して悔やんだり、失敗を嘆いたりすることです。そして、後悔が生まれた時点で、その出来事に関する全てが自分にとってネガティブな意味を持つ記憶として頭の中に深く刻まれてしまいます。それは非常に拭い難いものであり、リソースという観点で見れば、後悔は自らのリソースを奪ってしまう行為となります。

「ふりかえる」には「可能性と選択肢を豊かにする」という明確な目的意識(アウトカム)があります。それは、自分の未来の可能性と選択肢を豊かにしていくため、過去やいま現在直面している出来事の意味を問い直し、意味を再付与する、あるいは、すでにある意味を強化していくといった創造的・生産的な目的を持ったプロセスです。

すでにお気づきかもしれませんが、「ふりかえる」ためには、自らの知覚を鋭敏にし、それをフル活用することが求められます。そして、アウトカムを意識しながら、絡まった糸を解きほぐすように、対象となる出来事の意味を問い直していくのです。

 

お問い合わせ

株式会社イデアス

〒104-0061

中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F

TEL:03-6215-8624

  • お問い合わせ