アウトカムはイメージの力-セルフコンセプト

アウトカムとは(3)

イメージすることがやる気につながる

人間の知覚の不思議

前頭連合野は、何かを強くイメージすることでやる気の脳(側座核)に刺激を与え、行動のためのアクセルをどんどん踏み込む機能を持っています。

つまり、やる気を生み出すために前頭連合野が求める情報は、数量で表せるような物質的な結果ではなく、「その結果を得ることで自分は何を知覚できるか」という、三大知覚による抽象的な結果(感覚的な証拠)なのです。

例えば、「リンゴを食べる」で考えていくと、物的な結果はリンゴを手に入れ、食べることとなります。一方、「自分は何を知覚できるか」は、リンゴの甘い香りや口にした時の甘みを感じる(身体感覚的な証拠)、サクサクとした食感を味わいながら飲み込む(身体感覚的な証拠)、頭の中で響く「リンゴはうまい」という喜びの声を聴く(聴覚的な証拠)、一緒に食べた人と笑顔になる(視覚的かつ身体感覚的な証拠)です。

このような感覚的な証拠を、あたかもいま起きているかのように鮮明に思い描くことで、私たちの脳の中では前頭連合野が興奮し、やる気の脳が刺激され、行動を立ち上げるために必要な情報を自動的に探しはじめます。このように、アウトカムを鮮明にすればするほど、脳は秘められた機能を発揮します。

こうした不思議な脳の機能を、航空機の自動操縦装置にならって「脳のオートパイロット機能」と呼ぶこともあります。

ここで強調したいのは、この素晴らしい脳の機能が、一流のスポーツ選手やビジネスパーソンだけに備わっているものではなく、誰もが生まれながらに等しくその機能を持っているということです。単純に考えても、魅力が感じられない無機質なモノに向かっていくのと、強い魅力を感じるモノに向かっていくのとでは、大きな違いが感じられるはずです。そしてそれは、私たちの脳の働きにも大きな違いを生み出します。

 

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