今日の朝日新聞の記事。



脳科学への期待は大きいけれど、規制も必要になる・・・



文部科学省の調査によるもの。
脳科学の急速な発展で他人の心を読んだり、知的能力を高めたりできる可能性が出てきたことから、社会的影響を懸念する声が高まってきたという。



脳科学の発展は人々を幸せにする 賛成49%



脳科学の研究は、厳しく規制されなければならない 賛成56%



この数字をどう読むか。

脳科学の発展によって、感情や認知の世界が少しづつ解明されるようになってきた。
これまでわからなかった脳の働きがわかることによって、心身症や認知症などの治療に大きく貢献してきていることは言うまでもない。

しかし、そのような科学の発展は、使う人間のモラルや性質によって、
善にもなり悪にもなる。
実に科学とはそういうものである。



科学の貢献的側面を考慮せずに、悪用を恐れて規制すればよい。というのは、性急すぎないだろうか?



刃物は危険だから、子供には触らせない。
→刃物を持ったことのない子供が増える。
→危険なものだから、危険なことに使う(ものだと認知する)



上記のような発想を生む元になるのではないか?



そしてそもそも文部科学省は、何を意図してこのような調査を行ったのか?
その結果を政策に繋げるというが、どういう政策を目指しているのか?



不思議な世の中である。